注文住宅と建売住宅の比較
注文住宅とは、「建物をゼロから設計して建てていく住宅」であり、建売住宅とは、「すでに完成した状態で販売されている住宅」のことです。
それぞれには、以下のようなメリットとデメリットがあります。
注文住宅のメリット
1.間取りを自由に設計できることができます。
自分のライフスタイルや家族構成に合わせた間取りが可能です。
2.建築部材を自分で選ぶことができます。
自分の好みやこだわりに合わせた素材を使用することができます。
3.家づくりを楽しむことができます。
家族みんなで夢や希望を語り合い、それを形にしていく過程が思い出になります。
注文住宅のデメリット
1.建売住宅よりも価格が高くなることがあります。
自分の希望を反映させるためには、設計費用や建築部材の単体購入などが必要です。
2.間取りに失敗してしまう可能性があることがあります。
完成した後に、生活の都合に合わない間取りになってしまうこともあります。
3.追加工事が発生する場合があります。
完成した後に、追加の要望が出てきた場合には、追加工事費用や手間がかかることがあります。
建売住宅のメリット
1.注文住宅よりも価格が安いです。
すでに完成した状態で販売されているため、設計費用や建築部材の選択肢による追加費用が発生しません。
2.価格が決まっており、追加工事はありません。
予算内で購入できるため、予算の抑えられる点が魅力です。
3.購入すればすぐに入居できます。
完成しているため、待つことなくすぐに住むことができます。
建売住宅のデメリット
1.画一的で面白みがないです。
他の同じタイプの住宅と似たようなデザインや間取りとなり、個性やこだわりが反映されにくいです。
2.建材を選ぶことができません。
住宅の仕様や素材にこだわりたい場合には、建売住宅では限定されてしまいます。
3.自分のこだわりを反映することはできません。
間取りや仕様に自由度が制限されるため、自分の好みを全て反映させることは難しいです。
参考ページ:中古 物件 購入 注文住宅と建売住宅のどっちがいい?違いを解説!
注文住宅の特徴とメリット・デメリット
注文住宅は、ゼロから建物を作るため、基本的に間取りや建材などを自由に選ぶことができます。
自分の夢や希望を形にして反映させることができるのが注文住宅の良いところです。
たとえば、無垢材のフローリングや漆喰の壁など、こだわりのある素材を使うこともできます。
また、シックハウス症候群の人には、シックハウスになりにくい家を建てることも可能です。
さらに、注文住宅の良い点は、家づくりそのものが楽しめることです。
家族みんなで夢や希望を語り合い、それを形にしていく過程そのものが、かけがえのない思い出となります。
一方で、注文住宅は設計費用もかかるほか、建築部材も単品で購入するため、建売住宅と比べると必然的に割高になる傾向があります。
また、設計段階では気づかなかった問題点が実際に完成したら出てきてしまうリスクもあります。
そのため、十分な計画と検討が必要です。
設計変更の要請がある場合には、着工後でも可能ですが、追加工事費用が発生してしまうため、コストを抑えることが難しくなります。
しかし、設計変更が必要となる場合には、それに見合った追加の作業や材料費が発生することは避けられません。
設計変更の要請がある際には、費用の見積もりや変更内容の詳細を確認した上で、それに伴う追加工事費用の提示を行います。
お客様のご要望を叶えるためには、時には設計変更が必要ですが、その際には追加の費用がかかることを予めご了承いただく必要があります。
コストコントロールを考慮した上で、最適な設計変更の実施を図ってまいります。
注文住宅と建売住宅との比較